マッチングサイトの作り方を解説します。

よくある質問

マッチングサイトの作り方

私がマッチングサイトを作ろうと計画した時に、マッチングサイトの作り方を検索して調べましたが、実際にマッチングサイトを作った事の無い人の「イメージでの情報」しかありませんでした。
本当にマッチングサイトを作った事のある人は、実際にはそうそう日本にはいません。そんな人がマッチングサイト作り方の情報をネットに掲載しているとは思えません。
そこで、実際にマッチングサイトを作った経験のある私がマッチングサイトの作り方に付いて情報を提供致します。

マッチングサイトを作る種類について

マッチングサイトには様々な種類があり、マッチングサイトの作り方は、どんなマッチングサイトを作るのかによっても作り方が異なります。

種類 取引形態
CtoC (消費者同士の取引) メルカリやYhoo!オークションなど
BtoC (企業対消費者の取引) 楽天やアマゾン、Yhoo!ショッピングなど
CtoB (個人対企業の取引) 写真や動画素材をネットで販売など
BtoB (企業同士の取引) 企業向け製造業や建設業、業務用品など

マッチングサイトは取引相手によって作り方が大きく異なってきます。
例えば、CtoC(消費者間の取引)だと、どのユーザーも投稿や購入が出来なくてはいけないけれども、BtoC(企業対消費者の取引)ならば、販売者は投稿(商品登録)のみで、購入者は購入のみしか出来ないマッチングサイトを作らなければなりません。このようにマッチングサイトを作ると言っても様々な種類、機能を考えなければならないことを把握しておきましょう。

マッチングサイトを作るのに必要な機能

マッチングサイトを作るには様々な機能が必要です。簡単に作れる機能もあれば、非常に高度な技術を要する機能もあります。

マッチングサイトを作る時に必要な機能

ユーザの会員登録
ユーザーのマイページ機能
権限の管理、切り替え
新規会員登録
会員同士のメッセージ
メール通知の機能
ログイン、ログアウトの機能
会員情報の内容変更
サイト内検索の機能
会員のパスワードの変更
会員の退会の機能
会員の投稿フォーム
ポイント付与の機能
SNSでの新規登録、ログインの機能
クレジットカードでの決済機能
ランキング機能
コメント機能
画像のアップロード機能
上記のような機能はマッチングサイトを作る上で必要な機能です。
更にマッチングサイトをグレードアップしたり、どのようなマッチングサイトを作るかによって、更に沢山の機能が必要になってきます。
細かい機能を追求しだすと切りがないほどあることでしょう。

オリジナルのマッチングサイトの作り方

どんなマッチングサイトを作っても、サイトの内容に合ったオリジナルのカスタマイズしたい部分が必ず出てきます。

マッチングサイトの機能はプラグインで

独自のオリジナルのマッチングサイトを作るには、色々な機能が必要ですが、ワードプレスの場合、そのほとんどはプラグインで解決出来ます。
例えば「ユーザの会員登録」の機能が必要な場合は「ユーザの会員登録」が出来るプラグインを探してインストールすれば良い訳です。
次に「ユーザーのマイページ機能」の機能が必要な場合は「ユーザーのマイページ機能」が出来るプラグインを探してインストールすれば良い訳です。
そうして、どんどん機能を追加してマッチングサイトが完成します。

マッチングサイトを作るには様々な問題が発生します。

現実は、そんなに簡単にはいきません。プラグイン同士の相性が悪かったり、足りない機能があったり、不要な機能を消せなかったり、様々な問題が発生します。
その問題が1つでも解決出来なければマッチングサイトは完成しません。
問題を解決するには、部分部分のプログラミングが必要です。自分で出来ないプログラミングは外注に発注し、時間と費用が必要になります。

マッチングサイトを作る時の費用の予想

1日8時間作業で日給3万円として計算しています。

項目名 単価 工数/単位 金額
設計/サーバー設定 30,000 10人/日 300,000
デザインコーディング 30,000 10人/日 300,000
SNSログイン機能 30,000 8人/日 240,000
購入案件の管理 30,000 10人/日 300,000
売却案件の管理 30,000 10人/日 300,000
検索(購入/売却) 30,000 8人/日 240,000
ユーザ管理 30,000 10人/日 300,000
独自メッセージ機能 30,000 10人/日 300,000
売上管理 30,000 8人/日 240,000
お知らせメール管理 30,000 6人/日 180,000
運営者管理機能 30,000 8人/日 240,000
管理画面コーディング 30,000 5人/日 150,000
動作検証 30,000 6人/日 180,000
ディレクション 30,000 6人/日 180,000
合計 115日 3,450,000

作業の早い人、遅い人によっても大きく日数は変わりますが、一般的に大手企業で働いているエンジニア(年収500~700万円程度の人)なら、このくらいの早さかなと想像してマッチングサイトを作る時の費用の予想をしてみました。

マッチングサイトを作るのは簡単そうで実は難しい

マッチングサイトの作り方は簡単そうで実は難しいのです。
私がマッチングサイトを作る時も甘く考えていて、実際に作り進めていくとキリが無いほど問題が発生して何度も挫折しかけました。

マッチングサイトの作り方で苦労した部分

マッチングサイトを作った経験者が周りにいないので、聞く人がいない。

プラグインだけでは満足出来るマッチングサイトにならない。

有料のマッチングサイトのテンプレートを複数個、購入したが使い物にならない。

英語のマッチングサイトのテンプレートを購入して、翻訳したが使い物にならない。

作っているうちに「出来た!」と思っても
「あれっ、この機能が足りない」という事が何度もある。

プラグインのプログラムを書き換えると
やりたい機能が出来ても他が悪くなる事が何度もあった。

機能を追加すると、思わぬ部分が壊れて
気付くのが遅いと、どの時点で壊れたのか探しきれなくなる。

毎日、作り続けていると、良い追加機能を思い付き、追加するのが大変だった。

マッチングサイトの作り方まとめ

マッチングサイトの作り方は
どんなマッチングサイトを作るのか種類によっても作り方が異なります。

マッチングサイトを作るには様々な機能が必要です。
簡単に作れる機能もあれば、非常に高度な技術を要する機能もあります。

マッチングサイトの機能はプラグインで作れますが
満足出来るマッチングサイトにならない。

マッチングサイトを作るには様々な問題が発生しますので覚悟が必要。

マッチングサイトを作る時には、想定以上の時間と費用が必ず必要です。

時給2,500円✕1日8時間の3日(24時間)=6万円 で作れない場合は
当、マッチングサイトのテンプレートを購入した方が得です!